2007.12月 ケニア6日目アンボセリでは 朝夕のサファリ以外のお楽しみ、「
マサイ族の村訪問」がありました。
ケニアには
42の部族が住んでおり、一番多いのは
キクユ族。 マサイ族は
9番目に多いのだそうです。 ちなみに我らがドライバー ダンカンさんはキクユ族。

土壁の家は円を描くように建ち並び、その内側は更に円形に木の枝で囲んだ広場が。
その囲いの中には、夜になると
放牧していた牛 を集めるのです。
また、家々の外側も木の枝で生垣のように囲み、動物の侵入を防いでいます。

私達が到着すると、家の中から人々が出てきて 歓迎の歌を歌ってくれます。
そしてお馴染みの ジャンプを披露してくれました。
歓迎の歌とダンス
案内してくれた男性が「一緒に跳べ」と背中を押しますが、
そうそう うまく跳べるものではありません。 恥ずかしいし。。。

今度は女性も真ん中に進み出て 低めにジャンプ。
「写真を撮ってやるから 跳んでこい」と また言うので、
思い切って ちょこっと跳びましたが、写真、撮れてないじゃん。
観光客 を受け入れている村はいくつかあるようです。
道を歩いている時や、公園入り口でお土産を売りに来る時など、
ゼッタイに写真を撮ってはいけない、と言われていましたが、
ここではどんどん写真を撮れ、と勧めます。

家の中も案内し、ベッドや かまども見せてくれました。
(あまりの暗さに写真は撮れず・・・)
そして今度は
火をおこして見せてくれます。
使うものは2本の棒と、枯れ草・・・かと思ったら
牛のフン。
まあ乾けば確かにほぼ枯れ草。 何故かこの「フン」だけ日本語でした。
火を熾す
無事火がついた後は離れた所にある
学校 へ。
行く道中で 「寄付があればペンやノートが買える。」
「寄付で子供たちに良い教育を受けさせてあげられる」 としきりに言います。

教室に入ると、子供たちが
歓迎の歌 を聞かせてくれます。
私たち2人だけの訪問なのに 何だか申し訳ないみたい。
歓迎の歌
ここでは
英語 で授業をしています。 お客様に勉強の成果を見せるべく、
曜日や 12ヶ月の名前を発表してくれました。

英語での
足し算や
掛け算も。 元気に「ハイ、ハイ」と手を上げるのは
世界共通らしい。 でもこの子達、
45度に 手を上げるのね。
最後はいよいよ 「マーケット」 に案内する、と言います。
それってつまり お土産を売る ということなんですが。

ひぇ~、イッパイいっぱいの大きな円で お土産を並べています。
マサイの人って、なんでも円形にするのが基本なのかしら?
こういう時、お客が
2人だけ、ってツライです。 逃げ場はないし。
モチロン訪問のお礼を兼ねて、それから何度も言われた
寄付 の意味でも
記念に何かしら買おうとは思っています。 でも、ダンカンさんからも
村で買うのは高いから、
値切り なさい、と言われてるんだよねー。
ていうか、ダンカンさんは村の中には入ってきません。一緒に来て欲しかったな。

主流は
ビーズ の飾りです。これは自分達の手作りらしい。
ナイロビからの道沿いにあった 土産屋よりも 作りがしっかりしている
ものもありました。
値切りの交渉は地面に数字を書きながら。 時には自分の黒い
腕に棒切れで字を書くのでビックリ。 ちゃんと白い字が書けるんです、これが。
私にもその下に数字を書け、と言いますが それはできないよー。

壁飾り用と、アクセサリーを数点買いました。
基本的に値切るのって得意じゃないんで 大分疲れましたが、
終わってみれば結構楽しかったかも。

これ、結構気に入りました。 この後ずーっと着けて、気分はマサイ族。
陽に焼けたウデにも似合うじゃーん。
明日はとうとう帰国に向けて、旅の最後の日です。
行程:
①羽田→関空→ドバイ
②ドバイ→ナイロビ→ナクル湖
③ナクル ナイロビ→ナイバシャ湖→マサイマラ
④マサイマラ滞在 朝夕サファリ
⑤マサイマラ→ナイロビ→アンボセリ
⑥アンボセリ滞在 朝夕サファリドライブ
⑦アンボセリ→ナイロビ→ドバイ
⑧ドバイ→関空→羽田
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