2007.6月 クルーズ5日目 Ⅱフロムを出発して グドヴァンゲンの 静かなフィヨルドを訪れた後、
山の上の スタルハイムから 眺めた はるか眼下の渓谷。

これから 山道を下って、あの渓谷沿いの 村まで行きます。
なにしろ かなりの勾配。 “いろは坂” みたいな急カーブ続き おまけに狭いので、
すれ違うバスと 譲り合いながら ゆっくり下りて行くのです。。。。
が、
ありゃー、ちょっと ヤバイことに。 登りのバスに道を譲ったはいいけど、
端により過ぎて カーブを曲がりきれなくなり、バックしたら 急坂だったので
車体の前をガリガリ・・・・ 前のバンパー部分って、あんな風に 開くものなんだ (・0・。)
ま、ちょっと態勢を立て直すから、と ひとまず乗客を下ろして 軽くします。
4-5人 車内に残ったので、足が不安な 爺ちゃんも バスに残ってもらいました。

ぞろぞろと 降りてみたら ちょうどそこには
滝。
バスが 簡単な修理をしている間、思わぬオマケで
間近に 豪快な滝を 見ることができました。 y(^ー^)y

そして 着いたのは
アンドレダル という 小さな村の、
ノルウェーで一番小さいという 木で作られた 教会。

中は、バスの乗客20人位が入ると もうイッパイ。 前で説明してくれているのは
バスのドライバー兼ガイドです。 その横には、この教会の管理をしているらしいおばさん。
横から まるでどこかの
女将 みたいに 「アレ言え、コレ言え」 と指示してます。
ドライバーさん、ちょっと ウルサそうにしてましたが。(^。^;)

見学を終えて 出て行く私たちを見送りながら、自慢げに鐘を鳴らして
くれています。 かなり歴史のある 教会と 鐘らしいです。
説明の 年号とか 殆ど覚えてませんが、装飾は素朴ながら綺麗なものでした。

教会からは 5分ほど 村の道を歩いて バス乗り場へ向かいます。
いかにも フィヨルド沿いの村、といった風景を見ながらの 気持ちの良い道。
この道の右側には 川が流れて 正面の海にそそいでいます。

川は そう大きくはありませんが、結構水量があり、そして
清流上高地の “梓川(あずさがわ)” 沿いを歩いている 感覚を思わせます。
バスでフロムに戻り、解散となって ランチをとったり 散策にでかけたり・・・。

フロムは フィヨルド観光の拠点でもあり、急勾配を行く
フロム線 は有名です。
船のオプションでも この列車に乗って 滝など見ながらフィヨルドの景色を 満喫する
コースがありました。 大半の人、特に若い人達は そちらに行ったようです。
私も 次回は自分の足で フィヨルド沿いの村を回り、このフロムにゆっくり滞在して
是非是非、フロム線を含む 列車を利用してみたいものです。 (それって、いつ?)
本当はフロム駅舎とか、周辺の写真を 撮りまくったのですが
何故か 消してしまいました。10枚ほど

プリントしておいた3枚だけが
なんとか 残っていますが。。。。(↑の写真も奇跡的にあった)

デジカメって、カードや フラッシュメモリに保存できて 便利に使えるんですが、
コピーや移動をしている時に ヒョコッと 消しちゃったりするんですよねえ

そんなこんなの フロムの村、心残りもありつつ でも次回への楽しみも残して
お別れです。 写真中央の 右側がフロム駅やコープがある 集落。
次はもう一つの フィヨルド、
ガイランゲル です。
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